胃痙攣とは?症状・原因・治療と薬・ツボ・食事|胃痛と対処法

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胃痙攣とは?症状・原因・治療と薬・ツボ・食事|胃痛と対処法

このページでは

 

胃痙攣について

 

  • 症状は?
  • 原因やメカニズムは?
  • 治療と薬!
  • 食事の摂り方

 

という点をどこよりもわかりやすく!説明しています。

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胃痙攣とは!?<症状について>

胃痙攣(いけいれん)とは、文字通り胃壁の筋肉(平滑筋)が痙攣を起こしてしまう病気です。

 

この症状には、軽症から重症まで色々なタイプがあります。

 

重症の場合は、急に強い腹痛に見舞われることもあり怖い病気なので、原因と対策をしっかりと覚えておくと良いでしょう。

 

具体的な症状には以下のようなものがあります。

 

  • 激しい胃痛
  • 呼吸困難
  • 脂汗
  • 悪心・嘔吐(ムカムカして気持ち悪くなり吐いてしまうこと)
  • 食欲不振
  • 胃のもたれ
  • 胸やけ

 

この中で一番辛いのは、やはり「動いただけで激痛となる胃痛(上腹部痛)」だと思います。

 

この辛い痙攣発作が30分から長い時には2時間近く続くのが胃痙攣の特徴です。

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胃痙攣の原因ってなに!?

一口に胃痙攣といっても色々な要素が複雑に絡んで発作が起こる事がわかっています。

 

胃痙攣を起こす原因として最も頻度の高いのが

 

精神的なストレス(機能性ディスペプシア)

 

と言われています。

 

胃はもともとストレスに弱い臓器です。

 

そのため、慢性的なストレスや突然の極度のストレスにさらされた時には胃に悪影響が及び、胃痙攣を起こしやすくなると考えられています。

 

また、以下のような胃腸やその周辺の病気が原因となる場合もあります。

 

 

便秘

硬い便が長期間詰まっていると有毒なメタンガスが腸から胃にかけて充満し、胃にストレスを与えます。

 

このメタンガスのダメージで胃の平滑筋が痙攣を起こすことがあります。

 

 

胃・十二指腸潰瘍

ピロリ菌感染症やNSAIDs(エヌセッド)の副作用の影響で胃粘膜にダメージが与えられ、胃痙攣を起こします。

 

 

慢性胃炎

ピロリ菌に長期感染することで慢性胃炎となり、炎症が強くなると胃痙攣を起こします。

 

 

急性胃炎

なんらかの原因で胃に炎症をおこす病気を急性胃炎と言います。

 

この炎症の影響で、胃痙攣が引き起こされます。

 

 

胃がん

がん化した細胞周囲の細胞はダメージを受けており、胃痙攣用発作を起こすようになります。

 

 

胆石症

胆管の狭窄部に胆石が詰まると、石の刺激で炎症を起こし、激しい腹痛を覚えます。

 

これを胆石症発作と言います。

 

胃に近いところで胆石症発作が起こると、「放散痛」と呼ばれる周囲に広がるような痛みによって胃の神経を刺激し、胃痙攣のような発作を起こすことがあります。

 

 

胃ポリープ

胃にポリープ(良性腫瘍)ができると、ポリープ周囲の胃壁細胞が圧迫されて、神経を刺激し胃痙攣を起こします。

 

 

胃幽門部狭窄症

幽門部とは胃の出口の事です。
(入り口は噴門といいます)

 

この部分が狭窄(狭くなること)を起こすという事は、炎症が起こっている可能性が高く、炎症が周囲の神経を刺激して胃痙攣を起こします。

 

 

急性膵炎(きゅうせいすいえん)

膵臓(すいぞう)は胃と接している臓器なので、膵臓に炎症が起こると胃に広がり(これを浸潤と呼んでいます)、急性胃炎を起こします。

 

その結果、胃痙攣を起こしやすくなります。

 

 

慢性膵炎

胆石に合併しやすい炎症性の疾患です。

 

胆管と膵管は繋がっており、膵臓側に石が詰まると膵炎になります。

 

膵炎から胃炎となり胃痙攣を起こす過程は、急性膵炎の場合と同じです。

 

 

胃部平滑筋の痙攣

これこそ胃痙攣そのものです。

 

平滑筋(胃壁の筋肉)の痙攣を起こす一番の原因は、精神的なストレスだと言われています。

 

細かなメカニズムはまだ明らかにされていませんが、胃はストレスの影響を受けやすい臓器なので、ストレスから血流障害となり胃平滑筋の細胞に酸素と栄養素が十分行き渡らないことで、痙攣を起こすと考えられています。

 

 

 

以上のようなことが原因として挙げられます。

 

胃腸の病気の場合、ほとんどが「胃粘膜病変(胃炎+胃潰瘍)」からくるか、あとは腫瘍性の病気である「がん」「ポリープ」などであり、そのいずれにも「胃痛」が含まれています。

 

 

また、以下のような胃腸の病気以外からも、胃痙攣や胃痙攣と似た症状が引き起こされます。

 

 

子宮外妊娠

不正出血(生理周期に関係なく出血すること)を伴う疾患です。

 

不正出血が続いた場合、貧血やストレスから胃痛が起こります。

 

これが、胃痙攣の痛みとよく似ているので、胃痙攣様発作と呼ばれる強い胃痛が起こります。

 

 

腹部大動脈瘤破裂

腹部大動脈瘤に血栓ができ、それが破裂して大出血を起こす病気です。

 

胃付近で破裂が起こると、胃痙攣かそれとよく似た胃痙攣様発作が起こりやすくなります。

 

 

大動脈解離

血栓の破裂ではなく、動脈硬化症によって血管がもろくなり裂けて大出血を起こす病気です。

 

こちらも胃付近で動脈解離を起こすと、胃痙攣や胃痙攣様発作が起こります。

 

 

肝硬変に合併している肝細胞がん

滅多にない症例ではありますが、紹介しておきます。

 

肝硬変になると肝臓の機能の大半が失われてしまっています。

 

また、繊維化からがん化してしまった細胞は炎症を起こしやすく、胃と肝臓が接している付近から炎症が浸潤し、胃痙攣を起こしやすくなります。

 

 

 

では続いて、
「胃痙攣の治療や対処」について説明しましょう。

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胃痙攣の治療と対処について

すでに説明のとおり、胃痙攣の最大の原因は「ストレス」です。

 

したがって治療の最初のステップは、ストレスを突き止め、それを排除することになります。

 

必要があれば精神科や心療内科を並行して受診し、精神薬の投与を受ける場合もあります。

 

ストレス解消なので

 

カウンセリングと投薬による対症療法が治療の中心

 

となります。

 

また、他の病気が由来となる胃痙攣は、原因となっている病気の治療が最優先されます。

 

なお、治療中は以下の通り食事の摂り方に気をつけて、なるべく胃腸に負担をかけないようにします。

 

 

胃痙攣を起こしている場合の食事

調理の方法と食事の摂り方について、どれも当たり前のような内容ではありますが、意外にも出来てない人も多いため注意しましょう。

 

 

調理の方法

  • 食材は柔らかくして消化をよくする
  • 味付けは薄味にする
  • スパイスの使用は最低限にとどめる
  • 脂肪分の多いもの、刺激の強いもの、揚げ物、嗜好品(コーヒーや濃い緑茶など)、アルコールは極力避ける

 

食事の摂り方

  • よく噛んで食べる
  • 水分を多めに摂りながら食事する
  • 熱いもの、刺激の強いものは避ける(熱いものは一旦冷ましてから食べる)
  • 一回の食事の量を腹八分目以下に抑え、間食をうまく利用して空腹感を鎮める(空腹は胃酸を増加させるので胃腸には良くありません)
  • 寝る前に消化の良いものを軽く食べて、寝ている間の空腹感をコントロールする

 

 

投薬治療において処方される薬

胃痙攣の対症療法としては、平滑筋の痙攣を鎮める

 

鎮けい剤(抗コリン剤)

 

と呼ばれるタイプの薬が処方されます。

 

なお、実際に処方される際の製品名としては

 

  • ブスコパン
  • コリオパン
  • コランチル
  • チアトン
  • メサフィリン

 

などになります。

 

 

 

では最後に、
「胃痙攣を治すポイント」について説明しましょう。

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胃痙攣を治すには!

以上のとおり、胃痙攣を治すにはまずは「ストレスを解消する」ということが大切です。

 

しかし、胃腸の病気によって引き起こされることもあります。

 

胃の病気はどれも似通った症状があらわれますが、微妙な違いもありますし、原因にも違いがあります。

 

まずは胃の病気について、どのようなものがあるのか、確認しておきましょう。

 

胃の症状を分かりやすく説明します!

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